根津 知佳子(ねづ ちかこ)

■研究
芸術の創造過程で、構造やコミュニケーションがどのように変容するかを研究しています。
特に、音楽的空間&時間で、どのように“ドラマ”が綾なされていくのかに関心があります。

■キーワード
音楽的場、ドラマ性、相互作用、表現行為と発達、音楽的自己、WSの芸術プログラム



■学生による根津先生の紹介

2007年度

        どこまでも自由  それがNEZU
        違いがわかる人  それがNEZU
        ♪♪♪♪ダバダー ダバダ♪♪♪♪
          −NEZUZEMI GOLDBLEND−
             ダ−♪
         (8個の音符と最後の♪がポイント)
     
       
            「てんとうむし」(点灯虫・転倒虫・・・?!)

ゆかり  いろんな音楽♪に触れあいたいです。
まる   打楽器とウィンク特訓中です。
れーな  まいにちが賞味期限、そして挑戦する私。
ゆり   音楽とチョコとコーヒーが大好きです!
まみい  歌うことが大好きです☆
ゆき   音楽を通していろいろなことを学びたいです。
みやも  愛されるよりまず愛せよ ケ・セラ・セラ〜
たかバー 音楽好きで帰ってきました。

 

2006年度

(3年)
授業の進め方が始まってみないとわからなく、いつもドキドキさせられます。
質問などはいつも直球で時々ハラハラしますが、よい刺激になります。
奇想天外の授業なので学生をあきさせません。
そして、笑顔が素敵です。

(4年)
見た感じはとってもふんわりしているのに、ズンズン進んで行くので驚きです。
追いていかれないように必死なゼミ生です。
机に向かうその姿で先生の調子がわかります。
でも、元気な時もそうでない時も寝ず先生は私たちの寝ず先生なんだな〜と思います。
時に厳しく、時に甘く、とても思い遣ってくれる先生。

(竹内・北村・倉田)
学生想いのおちゃめなお姉さん★

(馬淵・下垣・榊)

              <理由やいいわけ>
むりません。      最近は寝るらしい。 
るしません。      だから、だからステキです。
を流しません。     今年の目標です。
ンチュウハイです。   好物です。
ねずみです。      ・・・・・・・・・。


■所属学部名等
 教育学部

■所属講座名等
 音楽教育

■所属教育研究分野名等
 音楽教育学 芸術療法(音楽療法)

■E-mail
 c-nezu@edu.mie-u.ac.jp

■個人のホームページ
 http://www.chikakotsukioka.com

■最終学歴
 東京学芸大学教育学部特別教科教員養成課程音楽専攻ピアノ選修卒業
 東京学芸大学大学院修士課程教育学研究科音楽教育専攻修了

■学位
 教育学修士

■所属学会
 日本音楽教育学会 日本芸術療法学会 日本音楽療法学会 日本発達心理学会 日本特殊教育学会
 日本カリキュラム学会 日本感性工学会

■社会活動
 日本芸術療法学会認定芸術療法士 日本音楽療法学会認定音楽療法士

■専門分野
 音楽教育学 芸術療法(音楽療法)

■現在の研究課題
 芸術の創造過程における「場」と「対話」の変容 表現行為と発達 

■担当科目
 【大学院】
 音楽科教育特論 音楽科教育特論演習 音楽科教育特別研究T

 【学部】
 音楽教育学ゼミナール 音楽教材研究  小学校専門音楽 
 音楽療法概説 音楽療法演習 言語表現と非言語表現(音楽)小学校専門生活
 教育実地研究基礎

■主な業績等

Kanseiプロジェクト(COE)に関する研究】

・学びの空間を変えることによって掬い集められるコト・モノ:感性哲学 第7号 東信堂(2007)

・Collage制作過程に内包される多様な対話(共著):三重大学教育学部研究紀要 三重教育学部 第58巻
  pp.169-179 (2007)

・子どもたちの感性と力を可視化する試みT・U (共著):三重大学教育学部附属実践総合センター紀要
  三重大学教育学部附属実践総合センター 第27号 pp.21-28 (2007)

・語り出す身体:『感性哲学5』東信堂 pp.3-20(2006)

・子どもたちの“感性”を可視化する(共同研究):『感性哲学5』 東信堂 pp.108-199(2006)

・多様な関わりを包含する“輪ゴムの部屋”の創出:『大学教育研究-三重大学授業研究交流誌-』第14号
  pp.15-20(2006)


【高等教育に関する研究】

・教員養成型PBL教育の課題と展望(共著):第12回大学教育研究フォーラム発表論文集 京都大学高等教育
  研究開発推進センターpp.50-51 (2006)

・”臨む力””望む力”を培う体験・演習の系統性〜『音楽療法演習』の取り組みを通して〜:『大学教
  育研究-三重大学授業研究交流誌-』第13号 pp.35-42(2005)

・教育実地研究の基盤としてのカリキュラム体験:『大学教育研究-三重大学授業研究交流誌-』第12号
  pp.59-67(2004)

・"かかわり合い"を深める<体育科・音楽科>の授業実践〜体育実践における音・音楽の役割〜:『大学
  教育研究-三重大学授業研究交流誌-』第11号 pp.99-106(2003)

・音楽教員免許状に関する日米の比較研究:『音楽教育学』pp.28−39(1985)


【音楽的場に関する研究】

・緩和病棟の音楽療法における”new object”の役割(共著):日本音楽心理学音楽療法研究年報 日本音
  楽心理学音楽療法懇話会 第35巻 pp.35-42(2007)

・実践複合体としての音楽的場 〜ウィリアムズ症候群の芸術プログラムにおける『ホイサー』の事例か
  ら〜(共同研究):『音楽心理学音楽療法研究年報』 第34巻 pp.23−30(2006)

・アートプロジェクトの構築T〜アートとしての”モノ”〜(共同研究)『三重大学教育学部研究紀要』
  第57巻 pp.203-210 (2006)

・アートプロジェクトの構築U〜アートとしての”場”〜(共同研究)『三重大学教育学部研究紀要』
  第57巻 pp.211-222 (2006)

・手作り有音程楽器の開発と音楽活動の実践〜susceptibilityに焦点をあてて〜(共同研究):『三重
  大学教育学部研究紀要』 第56巻 pp.221-230 (2005)

・音楽的場と「臨床の知」:『感性哲学4』東信堂pp.33-46(2004)

・今、再び”臨床の知”を考える:『音楽心理学音楽療法研究年報』 第33巻 pp.3−11 (2004)

・音楽の授業におけるDevelopmental Experience〜『おんがくのおみせ』(低学年)の構造〜:『三重
  大学教育学部研究紀要』第55巻 pp.155-167(2004)

・音楽が自然に生まれる「場」を再考する:『学習研究』奈良女子大学附属小学校学習研究会
 pp.56-61(2003)

・音楽的場に内在するドラマ:『三重大学教育学部附属教育実践センター紀要』第23号 
 pp.45-54(2003)

・音楽的経験に内在する<ドラマ性>:『日本芸術療法学会誌』 Vol.32 No.2 pp.68-76 (2002)

・音楽活動における相互作用:『音楽教育学研究 第U巻』 第2章 pp.130-141 音楽之友社 (2000)

・表現行為の解釈に関する一考察:『音楽療法研究』 第2号 pp.53-61 (1997)

・相互反応性を重視した音楽療法におけるセラピストの役割‐緘黙症の事例を通して‐:『音楽心理学音
  楽療法研究年報』 第26巻 pp.24−31 (1997)

・相互反応性を重視した音楽療法におけるセラピストの役割U‐治療構造の変容を中心に‐:『音楽心理
  学音楽療法研究年報』 第27巻 pp.31−36 (1998)
 
・音楽でつながる・ひろがる:『音楽文化の創造』、財団法人音楽文化創造、pp.22-25、(2003)


【表現行為と発達に関する研究】

・音楽的発達における保存と操作の概念について〜ピアジェ理論の適用の問題を中心に〜:『季刊音楽教
  育研究』 第57号 pp.106-107 (1988)

・<音楽における保存>の臨床的応用:『音楽心理学音楽療法研究年報』 第28巻 pp.30−38 (1999)

・音楽的発達の特性とモデルに関する一考察‐らせん型モデルの臨床的適用の観点から‐:『音楽心理学
 音楽療法年報』 第29巻 pp.35−42 (2000)

・心身医学領域における音楽表現行為の意義〜潰瘍性大腸炎患者のための音楽療法試案〜:『音楽心理学
 音楽療法年報』 第30巻 pp.11-18 (2001)

・現代の音楽教育から見た<music child>の概念:『三重大学教育学部研究紀要』 第53巻 pp.51-64
 (2002)

・<創造性>を育み、理解しあう音楽学習の在り方:平成13年度受託研究『大学教育学部向け知的財産教
  育研究調査報告書』三重大学教育学部 3.4.1-3.4.7、(2002)

・音で”考え””創る”こと:平成14年度受託研究『大学教育学部向け知的財産教育研究調査報告書』、
  三重大学教育学部、3.3.1-3.3.12、(2003)

・音楽的創造行為の様相とその変容〜二つの実践の表現分類を通して〜:平成13年度受託研究『大学にお
  ける知的財産教育研究調査報告書』三重大学教育学部、3.4.1-3.4.11(2004)

・思春期の発達特性と音楽教育の在り方(共同研究):『学校音楽教育研究』日本学校音楽教育実践学会
  紀要、第6巻、pp.67-77(1999)

・中・高等部の障害児の発達的特性と音楽授業づくり:『思春期の発達的特性と音楽教育』 音楽之友社
  pp.43-49(2003)

・ことばと音楽(歌):『子どもと音楽』第3巻「子どもの生活と音楽」同朋社、pp.108-119、(1987)

・Williams Syndrome患児のための音楽・芸術プログラム:平成14年度科学研究費補助金「萌芽研究」研
  究成果報告書(課題番号14658067)


更新日
2007.9/16

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